新潟伊勢丹の地下1階にある丸屋本店は明治11年創業の老舗菓子店。
自然に育まれ豊かな風土から生まれるおいしい素材をいかし、四季折々の風土を映した銘菓は、手土産や贈答品としてはもちろん、日々のちょっとしたご褒美としても愛されています。
名物の『黒糖饅頭』は、沖縄・波照間島産の純黒糖を饅頭の皮と、こし餡の両方にたっぷりと使用し、独自の製法により饅頭の皮の「もちもち感」が特徴です。
ほうじ茶ゼリーとプリンが層になった『ほうじ茶プリン』も大人気なんだそう。
ここ新潟伊勢丹店には、できたての甘味や季節の和生菓子が味わえるイートインスペース、甘味菓房 丸屋茶寮が併設されています。
おすすめは、注文を受けてから職人が手掛ける『葛きり』(820円)。
ツルっとしたのどごしのよさと、わらび餅や寒天とは違った独特の食感がクセになります。
氷水に入った葛切りは少し透き通った色で、時間が経つにつれて色が濃くなり食感も変わっていくので、写真におさめたい気持ちを抑えてできたてのおいしさを味わうのが一番!
特製の黒蜜は、和三盆等を多めにブレンドすることですっきりとした後味になるんだとか。
もうひとつのおすすめが、寒くなってくると食べたくなる『ぜんざい』(490円)。
北海道十勝産の小豆を丁寧に炊き上げたあんこは上品な甘さ。
香ばしい香りがする焼きたての切り餅との相性は抜群です。
『葛切り』『ぜんざい』ともに、店長の横山さんが新潟伊勢丹店の開店から15年来、お客さんの目の前で作り、できたてを提供しています。
そんな横山さんに恒例の質問、「あなたにとって万代シテイとはどんな場所ですか?」
「万代シテイは笑顔があふれる場所だと思っています。その中で私たちのお菓子を食べて“おいしい!”とお客様が笑顔になってくれるのがとても嬉しいです」とのこと。
おいしいお菓子に癒されてみてはいかが?